2014年10月01日
成立していくから面白い。
物語はマサチューセッツ州の片田舎で終身刑となったケニー・ウォーターズ(サム・ロックウェル)の話。兄ケニーの無実を信じる妹ベティ・アン(ヒラリー・スワンク)が、高校中退でありながら、そして主婦業の傍ら通信教育で高校卒業資格を得、さらにロースクールへと進学して司法試験を目指すという展開です。
刑務所にいるサム・ロックウェルが面会に来たヒラリー・スワンクに微笑みかけるだけで、“この女、こんな男を信用したらあかん”と僕は有罪を確信しました。しかしそれじゃ映画になるはずもない。だから全人生を兄の救済に捧げるような無謀なベティ・アンの生き方を描いても、説得力はないだろうと思ったのですが、これがけっこうドラマとして成立していくから面白い。
刑務所にいるサム・ロックウェルが面会に来たヒラリー・スワンクに微笑みかけるだけで、“この女、こんな男を信用したらあかん”と僕は有罪を確信しました。しかしそれじゃ映画になるはずもない。だから全人生を兄の救済に捧げるような無謀なベティ・アンの生き方を描いても、説得力はないだろうと思ったのですが、これがけっこうドラマとして成立していくから面白い。
Posted by ff6v9un at 12:23│Comments(0)