ハサコチジユイ

化粧品の厚塗りは化粧崩れの大きな原因になります。特に日焼け止めクリームと下地クリームを使う夏は、本当に日焼け止めのUV効果を実感したければ、本来は日焼け止めクリームは少し白く浮く程度塗らなければいけません。
更に問題となるのはファンデーションにチークやアイシャドウです。
これはメイクが毛穴に入り込み、ひとたび化粧が崩れ始めると毛穴以外の部分は汗などで流れ落ちているのに毛穴にはメイクが残る、ポツポツとした化粧崩れの原因になりかねません。
このような毛穴からの化粧崩れを防ぐには、なんといっても化粧を薄めに留めることが一番です。
日焼けクリームを薄く、ムラなく重ねることができれば両方のいいところを得ることができますし、肌にも負担が少ないので日焼け止めによるニキビ防止にも繋がります。

チャップアップ　危険

  

物語はマサチューセッツ州の片田舎で終身刑となったケニー・ウォーターズ（サム・ロックウェル）の話。兄ケニーの無実を信じる妹ベティ・アン（ヒラリー・スワンク）が、高校中退でありながら、そして主婦業の傍ら通信教育で高校卒業資格を得、さらにロースクールへと進学して司法試験を目指すという展開です。
刑務所にいるサム・ロックウェルが面会に来たヒラリー・スワンクに微笑みかけるだけで、“この女、こんな男を信用したらあかん”と僕は有罪を確信しました。しかしそれじゃ映画になるはずもない。だから全人生を兄の救済に捧げるような無謀なベティ・アンの生き方を描いても、説得力はないだろうと思ったのですが、これがけっこうドラマとして成立していくから面白い。   

このあとビルは、靴に穴が開いたため休んでいるとチンピラに絡まれ、バットで撃退して彼らからバタフライ・ナイフを入手、そのチンピラたちが武装して仕返しに来ますが、偶然無傷で助かり、逆にチンピラたちが交通事故を起こして倒れてしまう。そして彼らの武器（自動小銃や拳銃など）を大量に入手、さらには軍事オタク（フレデリック・フォレスト）が経営する軍装品の店でバスーカまで手に入れるという、武器版わらしべ長者物語となります。
ロサンゼルスのダウンタウンから西の海岸ベニスビーチまでの物語を、ベニスビーチの北隣にあるサンタモニカで見た、というリアリティーが、僕の印象に特別な味付けをしました。  

物語は、バーの女給（最後の女給と言われてます。このときすでにホステスと呼び名が変わっていた）の葉子（池内淳子）が、病気をおして店に顔を出したママ（山岡久乃）から、きちんと店を守ってほしいと愚痴られるところから始まります。しかし葉子の心はすでに別の方向に、つまり自殺へと向かっている。そして自殺を図る前に書置きをしたためるという形で、この２年間を回想します。その最初は、大学教授の松崎（池部良）との別れ話、という具合。
別にとりたてていい映画だとは思いません。人物描写に際立った面白さもなく、わりあい紋切り型の人物として登場する。たとえばママの山岡久乃はありがちな守銭奴だし、そこに寄生している